地域資源を活用した

大谷いちご栽培のための熱供給事業

事業の目的

 採石跡地の地下空間に溜まった地下貯留水を活用し、大谷いちご栽培施設に熱源水を面的に供給することで、大谷いちごの通年栽培に必要不可欠な温度制御によるエネルギーコストおよびCO2削減を地域単位で実現します。特に、高い採算性を有する夏いちごの産地化を推進することで、地域資源を最大限に活用した、持続可能な地域振興を図ります。



熱源

熱源は地下貯留水です。採石跡地の地下空間に広く貯留し、通常の地下水と比べて温度が低いことが特徴です。

用途

農業用ハウスの冷暖房に利用します。

供給システム

地下貯留水を汲み上げ、熱交換器を介して熱源水を複数の農業用ハウスに面的に供給します。